大学生です

私、法学部に通っています。

通信制の。


今年4年生で、うまくいけば今年卒業でした。

ただ、卒論提出時期がちょうど手術に重なり

ギリギリまで時間がかかりそうなので、今年の卒業は見送ることになりそうです。


周りの人には、「なぜ大学?」「何になりたいの?」「何を目指してるの?」

と聞かれます。


きっかけは小さいことです。


英検の勉強をした時。

単語を選んで並び替えの問題で。


よく意味がわからないなーと思った文章。

日本語訳をみると「様々は取り組みの末、ようやく女性が戦争に参加できる権利を取得した」

みたいな内容でした。

正確ではないですけど。


その時、世界には、戦争に参加したいと願う女性がいるのかーと驚き。


そうやって考えると、医療の世界にどっぷりはまって何年も生活しているけど

医療者ではない人が、どんなことを知っていて、どんなことを考えているのか

いわゆる、世間ってものを知らないなーと痛感。


自分で言うのもなんですが、医療者って独特。

常に生死や生身の体が相手なので、そうなるのか、職業柄なのか

よくわからないけど、周りを見渡しても、一般常識があると自信持って言えないような・・

患者さんは、ほとんどが一般の人なのに、

どんな社会を送ってきたのか、私知らないんだなー・・。


医療者の当たり前って普通の人に当たり前ではないし、

一般の人の当たり前は医療者では当たり前ではなかったりします。


なので、普通の人ってどんなことを知っていて、どんなことを学んでいるんだろうという興味から

大学に行ってみることにしました。


最初は経営学部に行き、そこを卒業して、法学部に編入しました。


大学って面白い。

法律も面白い。


誰の、どんな立場に立って、誰を守りたいのか。


こんな仕組み(法律)の中で、何気なく生活していたんだなぁと感心することも多いです。

社会の人って、いろんなことを考えてくれているんだなーって。


大学の先生は、これまた独特。

でも、とっても熱心。自分の専門に一筋に研究しているんだなーと思う人ばかりで

どんな人生を歩んできたのか、想像するだけで、授業は面白いです。


試験は簡単ではありませんが・・・・・・・・・(笑)


そして、今日は、単位を取るための試験日でした。

試験は月に1回のペースで行われています。


準備不足ではありましたが、突貫工事のような下準備で、いざ!


・・・

大学の門をくぐる、少し前。


ふと思い出したことが。


昨日、買い物に行く時に、カバンを変えたんです。

持ちやすい、小さいカバン。


そこに、財布を入れたままであること。


!!!!!


その財布には学生証が入っていて、その学生証がなければ

受験はできません・・・


電車で1時間もかかって、もう目の前に大学が見えてきた、その場所から

踵を返し、駅に戻りました。

今は電子カードがあるから、お財布がなくても、電車に乗れちゃうんですよね。


まさか、こんなミスをするとは。。

私らしい。


帰りの電車の中で、頭に浮かんだのは、サザエさん

「財布を〜忘れて〜、愉快なサザーエさん!」


来月は退院できてないかもしれないから、今日受けておきたかったんだけど

これもまた何か意味があったことだろうと思っておきますー。


残念!


ホスピスナースのカルテ

ホスピスナースです。 乳がんの診断を受けました。 変わりゆく心と体の変化を綴っていきます。

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