傷口
今日は手術後の診察に行ってきました。
乳がんは手術中に取った組織を検査して、癌のステージが決まります。
その結果が出るのに、3〜4週かかります。
この結果を受けて、抗がん剤をやるのか、ホルモン療法でいくのか、
検討します。
温存手術であれば放射線をあてますが、
全摘なので放射線は除外されました。
結論から言うと
「術後補助療法なし」で経過観察となりました。
副作用や他への影響、家族が癌家系ではなかったことなど
諸々の要素を検討した結果、定期的な診察で様子を見ていくことに。
抗がん剤はかなりのダメージもあり
社会復帰も難しくなることから
喜ばしいことではあるんですが。。。。。。
引っかかったのは
この癌の要因です。
家族も癌家系ではなく、
乳がんになりやすい体質にも当てはまらず
局所にできてしまった癌組織。
ある人に
右乳房にできる癌は、対人関係などのストレスが原因と聞いた
と、言われました。
癌の生成要素としても
残業、不規則な生活、満員電車、過重な勉強、ストレス
があり、このどれもが実にピタリと当てはまる。
どうしてこれをうまく回避できなかったのか。
いろんな本を読んだり話を聞いたり
積極的に人生を歩んでいると思っていたのに
なぜ自分のストレスとうまく向き合えなかったのか
それゆえ今回癌ができてしまい、
家族や周りに迷惑をかけることになってしまった。
それが悔やまれ
自分の不甲斐なさに、、、
そして、毎晩傷口を見るたびに
自分の未熟さを思い知る日々で
病院の帰り道
泣いてしまった
後悔をしないように
日々を大事にして生きてきたつもりだったのに
こうもあっさりと
もろく崩れる
1月からは職場復帰します。
きちんとホスピスの患者さんに
癒しの時をもたらすことができるのか
でも
完璧ではないけど
寄り添えるように
なりたいのです
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